朝のNobleSilenceを推奨

aki

朝のNoble Silence

皆さま、朝はどのように過ごされていますか?
私が心がけている、時に、それが心地よい状態、というのがあります。

それが、「Noble Silence」。

Vippassana(ヴィパッサナー)瞑想というコースや、
その類のリトリートを国内外で受けた時、
あるいは、そういった書物を読むと出てくる言葉です。

そこでの意味は、「聖なる沈黙行」

チーン・・

ハ!?何それ‥
重い! 硬い! 修行!?
・・・と、ひいてしまう方もいるかもしれません💦

ただ、私は軽~くとらえて、日常に、取り入れています。

自分の心のための、静謐な時間。
静かに、安らかである時間。

特に朝一番、思考がせわしなくなる直前は、それに入りやすいです。

まずは、静かに座って(疲れが残っていたら、寝たままでもOKにしてます)、
瞑想といえるほど立派な境地ではありませんが、
自分の体と心地の状態をスキャンするように、ただ眺めます。

朝一番、モヤモヤや、良い発想があるときは、
ブワーっとモーニングページに書き出すこともあります。
(これも、前にご紹介したジュリア・キャメロン著『Artist’s Way』に出てくる有名な方法)。

浮かんでくることを書き出すことで、
いわば、脳の排水溝の詰まりを押し流し、その過程で、
思わぬ気づきや、発想の転換、何らかの前向きなヒントが沸くこともあるのです
(そこまでいかなくても、ただスッキリします)。

その後ゆっくり動き出し、四つん這いになったりして、背中まわりをほぐし、
その日の状態に合わせて、ヨガをしていきます。

ところで、この「Silence」というのを訝しむ方もいるのかなと思います。

中南米にいるとき、ラテン系の明るい気質の人たちにとっては、
「沈黙」「静寂」=「depression」(落ち込んでる状態)というイメージだったり、
「瞑想」「静座」なんてのは、宗教家や血迷った人がするもの、
と思っている方もいて、「やはりそう映るんだ‥」と苦笑したことがあります。
(日本でも、そういうところがあるかもしれませんね・・)

でも、ただ習慣になかっただけで、
「静かに自分に目を向ける」ことが、ちょっとこそばゆい、とか、実は怖い、とか、
「朝一番から明るくいなきゃ!」みたいな考えがある人もいるのだな、と思いました。

あるいは、ご家族(特に小さなお子様や介護など)がある方は、
朝一番なんて一番忙しいときに、静かにしてるなんてムーリー!
ということもあると思います。

私も寝坊してドタバタ!
Nobleなんとか、なんて余裕なし! なんて時はあります。

でもそういう時は、台風の目に入ったつもりになって、
動いたら喋ったりしながらも、その合間に、自分の呼吸に意識を向けてみます。

呼吸はいつでも自分と一番近くにいるものであり、心と体を繋いでくれます。

「一人ダースベーダーごっこ」で、自分の呼吸を聴きながら、
空気をたっぷり肺に取り込んでみるだけでも、すこーし静寂がかえってきます。

もし思い出したら、朝一番、いきなりSNSや、PCやTVをオンにして、情報社会にダイブし、ズブズブと埋れていく・・・
前に!ちょっとだけ、「ま」をとって、心身スキャン、してみませんか?

朝の瞑想、静寂の時間を推奨する

朝が無理でも、夕方や、自分にとってのタイミングで、
ガヤガヤのど真ん中にある静寂(「ま」)を見つけ、
そこに鎮座するように、呼吸してみるのも有効です。

静寂も沈黙も、あえて「Noble」という言葉をつけることで、
取り組みやすくなるかも!?(逆効果?笑)
修行とかじゃなくて、こんなかるーい感じで、取り入れていくのがいいかなと思います。

思考と世界(自分にとっての)に、“ひとま”を置くことで、
クリアな瞳で、自分や、目の前のことに、目を向けられますように


心がけています。

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Aki 先生 プロフィール

Aki

映画PR業を経て、8年半、約56か国を旅しました。 インドでヨガに魅せられ、 オーストラリアで指導資格を取得。 中南米でインストラクターをしながら、自然農やパーマカルチャーも実践。 帰国後は、マッサージセラピストとしても活動しつつ、 現在、ヨガや施術、イベントを行えるCasa de Muditaを構築中。 身体のうちから湧いてくる活力。 心の深いところからくる平安。 “自分の今”を大切にする生き方…。 ヨガから受ける恩恵を楽しみながら、 日常に豊かな彩りを添えていきましょう!

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