更年期・シニア世代を “nico” 笑顔で過ごそう!
“更年期を知らずに過ぎてきたわ” という私の母。 70代、80代の方に話を聞くと、知らないうちに閉経していたと言われる方もみえます。以前は畳の生活で、和式トイレ、床の雑巾がけ、草むしりなどしゃがんだり立ったりして、よくカラダを動かしていたことから、更年期を感じにくかったのではという見解もあります。
しかし、誰でも年とともに女性ホルモン(エストロゲン)は低下してきて、症状を感じるか感じないかは人それぞれです。
この活動自粛期間で、カラダを動かす機会も減り、更年期症状を感じる方が増えているようです。
下の図は、年齢とともにエストロゲンの分泌の変化を表しています。このグラフには出産前後のホルモンの変化は入っていません。出産前後が一番大きく変化しています。
女性ホルモンの変化は、閉経前から起きているのが注目です。 まだ閉経していないから更年期じゃないと思っている方も多いようですが、カラダの変化は少しずつ起きています。
その変化に気づいて、年のせいと思わずにちゃんと向き合っていくと、はつらつとしたシニア世代を迎えることができます。カラダの中で、何が起きているかを少しずつでも知って、対応できるようになっていきましょう。