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更年期☆ホルモン補充療法

更年期・シニア世代を “nico”  笑顔で過ごそう!

更年期症状や障害の治療法の1つとして、ホルモン補充療法(HRT)があります。乳がんなどのリスクも少なからずあるので、選択される人は少ないようです。海外では普通に使用されており、他の治療法と同様に位置づけられています。

私のホルモン補充療法の経過もお話ししていきますね。

ホルモン補充療法【HRT】

女性ホルモン(エストロゲン)の低下によって引き起こされた症状を、エストロゲンのホルモン補充でその症状を軽減させる治療法

私の例をお話しすると、HRTを行う前に、骨密度の検査、血液検査で動脈硬化指数、血圧など総合的に医師が診て、ホルモン補充療法が必要かどうかを判断します。更年期症状で倦怠感やひどい時はうつ症状もあってつらかったことと、骨密度が低く、コレステロール値が少し高くなっていたため、HRTを選択しました。

HRTを行うことによって、骨密度の改善やコレステロール値を下げて動脈硬化を防ぐと効果があると言われています。もちろんリスクもあるので、卵巣や子宮内を内診で3か月に1回はチェックしてもらい、卵巣が大きくなっていないか、子宮内は保たれているかなどを診てもらっています。

HRTの種類

【エストロゲン製剤】

☆経口剤:飲み薬 胃腸から吸収される

☆貼付剤(パッチタイプ):下腹部などに貼る薬 皮膚から直接血液の中に吸収されるので、胃腸や肝臓の弱い人に適している

☆ジェル剤:肌に塗る薬 皮膚から直接血液の中に吸収されるので、胃腸や肝臓の弱い人に適している。かぶれにくい。

【黄体ホルモン製剤】                                             子宮がある人には、エストロゲン製剤に加えて、子宮体がんを予防するために黄体ホルモン剤を一緒に使用する。

【エストロゲンと黄体ホルモンの配合剤】                                        1製剤中にエストロゲンと黄体ホルモンが含まれている薬。

(ホルモン剤の使用方法)周期的投与や持続的投与がある

私の経験

HRTを始めた当初は、ジェル剤(エストロゲン)と、飲み薬(黄体ホルモン)を併用して行っていました。私はなぜかジェル剤が更年期症状の緩和が得られなかったので、一度やめてしまいました。

漢方なども試しましたが改善がみられなかったので、乳がん検診の時にたまたまいった婦人科で診てもらいました。2種類のパッチタイプで、1つはエストロゲンのみと、もう1つはエストロゲンと黄体ホルモン配合のもので、2週間ずつ交互に貼っています。

私には今のところ合っているようで、症状が落ち着いてきています。                                                              私の医師とのつきあい方としては、医師はホルモン剤の良い点、良くない点を説明をし、選択肢を与えてくれます。その都度不安なことや分からないことは紙に書いて、聞くようにします。

医師とよく相談してあなたに合った方法を見つけて、また合わなければその都度伝えることが大切です。信頼のおける医師と上手に付き合う方法も必要ですね。

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nico(おの ときえ) 先生 プロフィール

nico(おの ときえ)

20代の頃は、元宝塚歌劇団 名鶴ひとみに師事し、ジャズダンスが好きで舞台で踊ることに夢中でした。その後、理学療法士の資格をとり、老人施設にてリハビリやケアマネージャーとして15年勤めました。理学療法士としてオーストラリアへ介護研修に行った際に、年を重ねてもいろんなことに興味を持ち、挑戦して楽しむこと、そして個人を尊重した介護の考え方に感動したのを覚えています。 理学療法士として高齢者を中心に多くの方と関わっているから、年を重ねると弱くなりやすい体の状態が分かります。また、今まで出来ていたことができなくなる不安な気持ちは、誰でも一度は感じたことがあるはずです。不安な気持ちを共有しながら、今できることに目を向けてヨガやダンスを行っていきます。 私がヨガインストラクターになったきっかけは、ダンスも好きですが、年を重ねてもゆったりできるものはないかなと思ったことと、単純ですが習っていた先生の声や誘導が好きで、私もヨガを学んで先生みたいになりたいと思ったのです。 ヨガやダンスを通して、ご自分の身体に向き合いながら、身体を動かす楽しい気持ちを大切に、一人ひとりが健康に自分らしく年を重ねられるようにお手伝いさせて頂きます。

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