更年期・シニア世代を “nico” 笑顔で過ごそう!
ヨガインストラクター・更年期ナビゲーターの Nico です。
前回までのお話は最近、口が開いたままになっている人が多いこと、無意識の状態で奥歯を噛みしめたり、舌先が落ちている状態の人が多いことをあげました。
1日の唾液の量はどのくらい
唾液の量は健康な成人で1日1~1.5ℓ分泌されると言われています。 35歳をピークに唾液の量が減ってきます。特に更年期の頃になると唾液の量が減って口が乾きやすくなります。
唾液は、どんな時によく出るかというと、食事の時によく噛むことで出てきます。また、自律神経でいうと副交感神経が優位な時に出やすいので、リラックスしている時の方が出てきます。
唾液を出しやすくするには
☆ 食事では、ゆっくりとよく噛んで食べる
☆ 口や舌をよく動かす
☆ 耳下腺や顎下腺などをマッサージする
手軽にできることは、口や舌をよく動かすことですね!
今はマスクが必須ですので、マスクの下で口を閉じたまま舌を動かす運動ができます。舌を頬の内側に押しつけたり、回したりすることはできますね。

口や舌の動きをよくするには
口や舌の体操では、“あいうべ体操” というのがあります。口呼吸を鼻呼吸に改善するあいうべ体操について、考案者の今井一彰院長が解説しています。
私もこの記事を書きながら、あいうべ体操やっていますよ! 私の効果としては、口の周りの筋肉が緩んで唾液がでやすくなりました。 1日30回を推奨されていましたが、こまめにお風呂や食事前にやってもいいですね。
更年期でなぜかやる気が起きない時がありますが、口を大きく開けたりして動かすと顔の血流が良くなって気持ちが前向きになりやすいです。また、更年期で口が乾きやすいのでちゃんと続けてみようと思います。
あなたも一度試してみてくださいね。