「身体と心はつながっています」
こういわれてもおそらく多くの人はピンとこないと思います。
これは私がヨガを通して実感してきたことの一つであって、伝えていきたいことなのです。
たとえば、大事なプレゼンの前や、なにか人前で話さなければいけないとき。
呼吸が早くなってじんわりと冷や汗がにじんできたりすることはありませんか?
これは、心が緊張していることに対する身体の反応です。
逆に、朝からばたばたと息をつく間もないくらい忙しい一日を過ごしたあと、
家に帰ってあたたかいお風呂に全身浸かって、ほっと心がゆるんでくるような瞬間。
身体をゆるめたことに対して、心もリラックスしているのですね。
こんな風に意識してみると、日常生活の中には「心と身体のつながり」を感じられる場面がたくさん。忙しい私たちは多くの場合、その事実を見逃してしまっています。
慢性的な肩こりで悩んでいる。
首がまわらないくらい凝っている。
頭痛がする。
こうした、原因のよく分からない身体の不調に悩んでいる方はわりと多い。
特に上半身のコリを感じている方は、まず心をゆるめてみましょう。
大の字に寝転がってぐ~んと伸びてみたり、
場所がないのであれば、ただ「はぁ~っ」と大きなため息を口から出してみるだけでもいいのです。
一分もかかりません!
私たちの時間はみな平等に1日24時間。
その中のほんのちょっと、ほんの一分だけでもそんなゆるめる時間を作ったって、
会社をクビになったり上司に怒られたりはしないはず。
仕事の合間に。
トイレに立った瞬間にでも。
ほんの一分だけでも心をゆるめる時間を作る。
これだけでもあなたの毎日は変わってくるはず。
「大の字になってため息をはくだけ」
とっても気持ちがいいのでやってみてくださいね♪