今日は新月。
月の満ち欠けを普段から意識して生活をしている方はあまりいないと思いますが、実は私たちの身体はこの月の動きに影響を受けています。
特に女性は男性よりも月の影響を受けやすいと言われ、生理の周期や肌のターンオーバーが月のサイクルと同じ28日だったりするのもなんだかうなずけますよね。
この月にちなんで作られたシークエンス「月礼拝」。
よくクラスでもウォーミングアップなどで使われている「太陽礼拝」はおなじみの方もいると思いますが、この「月礼拝」は聞くのが初めてという方もいるのではないでしょうか。
太陽礼拝 | 月礼拝 | |
---|---|---|
特徴 | 男性的で縦の動きが多い | 女性的で横の流れが多い |
働き | 交感神経を高める | 副交感神経を高める |
効果 | 活力を生む | リラックス効果、筋肉をほぐす |
属性 | 陽 | 陰 |
効く部位 | 身体全体 | 骨盤回り |
その昔、インドで生まれたヨガは、本来、男性が体力作りや修練のために練習していたものでした。
そこで生まれた太陽礼拝は、力強くエネルギーを生み出していくような動きでできています。
対して月礼拝は、時代の流れとともに女性もヨガをするようになり、そうした女性たち(ヨギーニ)が作り出したのと言われています。
ゆるやかに身体をほぐしていくような動きが特徴です。
【月礼拝】
- 疲労・ストレスの緩和
- ホルモンバランスの調整
- 自律神経を整える
- 冷え改善
- むくみ解消
- 生理痛の緩和
月礼拝は夜に行うのがおすすめ!
満ちて欠けていく月のように、呼吸に合わせてゆったり流れるようにと動き、心身ともにほどけていくような心地よさを味わってみてください。
日々、呼吸をしていることさえ忘れて生きている私たちですから、なかなか空を見上げて月を眺める時間なんて平安時代の貴族のような優雅な時間はなかなか取れないかもしれませんね。
でも、ふとした瞬間に空を眺めたときに、
「今日は月が綺麗だな」
「今日は月が見えないから新月かな」とか。
忙しい中でもそういうほっと一息をつくスペースを心のどこかに残しておくと、毎日が穏やかになっていきます。
ヨガを通して、毎日を笑顔でHappyにする方法をお伝えしています♪