「ヨガ」というとなにをイメージしますか?



こんなヨガポーズ(アサナ)をイメージする方が多いのではないでしょうか?
もちろんこのアサナもヨガの一つ。
ですが、実はこのアサナはヨガの一部でしかないのです。
前にこちらの記事でもちらっと書いたヨガの経典「ヨガ・スートラ」。
この中で定義されているヨガの八支則とは、
ヨガを実践する上での8つの段階(行法)を示したもの。
ヨガの八支則
- ヤマ Yama (日常生活の中でやってはいけないこと)
- ニヤマ Niyama (日常生活の中で行った方がよいこと)
- アサナ Asana (ヨガのポーズ)※ここでやっとでてきます!
- プラーナヤーマ Pranayama (呼吸法)
- プラーティヤハーラ Pratyyahara (感覚をコントロールすること)
- ダーラナー Dharana (集中)
- ディヤーナ Dhyana (瞑想)
- サマーディ Samadhi (ヨガの最終目標の悟り!)
私たちは普段「ヨガ」と呼んでいるものは、実はこの八支則では三段階目。
ヤマ・ニヤマはマットの上でするヨガではない精神レベルでのヨガ、日常生活での心の在り方です。
ちなみに本場インドでは、この一、二段階のヤマ・ニヤマが出来ていないと三段階目のアサナに入れないそうです…!
なんだかこうして書くと、ヨガがとても小難しいことに見えてきてしまいますが、
特に、最初のヤマ・ニヤマは社会で生きていく上で役に立つ知恵のようなものです。
毎日を笑顔でHappyに生きるヒントがたくさん詰まっているヨガ哲学。
あまり頭で難しく考えなくても、きっと皆さんは経験で知っていることばかりだと思います。
これから、少しずつご紹介していきますね!