皆さんこんにちは!
ボディメイクプランナーの島田です。
突然ですが、私、やらかしました。
何のこっちゃ?!って思うのが当然です(笑)
実は私、これまでに7回も手術を受けています。
その中でも、これは防げたよな~って思うものがいくつかありますので、
今回は、その一つをご紹介します。
あなどってはいけない〇〇
私は直近で、2018年(今から3年前)の12月に、
足首を手術しています。
原因はその3ヶ月前の体操の試合中に捻挫(&足首脱臼)をし、
足首の外側の靭帯を2本断裂してしまったからです。
自分も周りもドン引きするぐらいパンパンに足首がはれ上がってしまい、
怪我した直後は、自力では立ち上がれないほどでした。
何とか応急処置をし、落ち着いてから救急で病院へ。
骨が折れていなかったのは幸いでしたが、その後詳しい検査をすると、
靭帯は完全に断裂。
靭帯というのは切れていても、実はそんなに痛むことはありません。
(切った直後は痛いんですが)
関節が緩くなってしまい、骨同士が当たることで痛むのですが、
靭帯に神経がないため、腫れなどが治まれば、
普通に歩けますし、日常生活にもそれほど支障はないのです。
ただ、関節が緩くなってしまうと、スポーツをやるには大きく支障が出ますし、
走っているときなどでも不安定さが出てしまい、
また捻挫をしやすくなったりしてしまうので、手術をすることを決めました。
昔は(今でも?)、「足挫いちゃった~。」と軽く受け止めている人が多かった捻挫ですが、
あなどっているとこのように大きな怪我にもつながってしまいます。
ただ、もしかすると、私はこのケガ&手術は防げたかもしれません・・・。
予防を怠ると・・・
実はこの手術をする4年前、同じように足首を捻挫していました。
というか、捻挫は昔から何度もしており、
捻挫自体も、体操選手にとってはそんなに珍しいケガではありません。
ただ手術の4年前にやったこの捻挫は、今までのそれとは明らかに違い、
足首が亜脱臼(脱臼しかかること)するほどで、
痛みも以前とは比べ物にならないほどでした。
病院で精密検査をしたところ、
足首の一番外側の靭帯を半断裂してしまっていました。
完全に治すのであれば手術しか方法がないのですが、
これまで6回手術をしてきているので、できれば手術をしたくなかった私は、
この時は手術をせず、痛み止めの薬をもらうだけにしておきました。
私がやらかしたのは、この後!
足首の靭帯を半断裂しているとわかっていながら、
特に何もせず、
体操をし続けてしまっていたのです。
テーピングなどで足首を固定したり、
足首周りの筋力トレーニングをして安定させたりといった、
できる予防措置はいくらでもあるのに、
「テーピングすると脚の感覚変わるしな・・・」
「今は他の部分の筋トレしたいな・・・」
と、悪化や別の怪我の予防を怠ったり、
目の前の別の場所の筋力を伸ばすことに注力してしまったり、
そんなことを怠ったために起きたケガなのかもしれません。
アスリートじゃなくても同じようなことはある
このブログを読んでいる人の中には
「アスリートレベルになるとそんなんあるんだ~」
と思う人もいるかもしれません。
でも、レベルは違えど、アスリートじゃなくても
同じようなことはあります。
例えば、
高齢になって膝が痛い等で歩けなくなる人の8割の原因は、若いころの捻挫だったり、
四十肩や五十肩を放置してしまった結果、腕が肩の高さ以上にあがらなくなってしまったり、
数え上げれば枚挙にいとまがありません。
身体が悲鳴を上げるその前に、
まだ軽傷で済んでいるうちに、
少しずつでもいいから、治療をしたり予防をしたりしておかないと、
私のように大事になってしまいます。
私は足首の手術をした後、完治させるまでに2年の月日を要しました。
特に最初の1年間は、とてもきついリハビリと、
本当に治るのだろうか?という不安に押し潰されそうになり、
一時は本気で引退を考えたほどでした。
あんな思いは2度としたくありませんし、
誰にも味わってほしくはないです。
身体の不調のせいで、好きな事や楽しみにしていることを
我慢しなければいけない人が1人でも減るよう、
予防の為の運動やトレーニングをしていただければと思います。