皆さんこんにちは!
ボディメイクプランナーの島田です。
高齢に伴う身体の悩みの一つが
”膝の痛み”
多くのケースでは膝の内側の軟骨が削れてしまうことで
痛みが生じます。
太ももの筋肉は内側よりも外側のほうが強いため、
加齢により筋力が落ちると、どうしても脚の外側が引っ張られ、
O脚のような状態になります。
そうすると膝の内側が擦れてしまい痛みが生じるというメカニズムです。
このような状態になってしまう原因の一つが、
足裏の筋肉が硬いことが挙げられます。
人間の足の裏は、土踏まずがあるように、
アーチ状になっています。
このアーチは、歩いたりするときに地面から脚に伝わる衝撃を
和らげる効果があります。
ちょうど板バネのような働きをしているんですね。
骨がそのような形状で構成されているということは、
それに伴い、当然筋肉もそれに沿って構成されています。
(足底筋と言います)
日常生活では、ほとんどの人は歩いて生活しているので、
常にこの足裏の筋肉は酷使されますが、
首肩のように、
「凝ったな~」という感覚を持つ人は少なく、
ケアをする事が少なくなってしまいます。
年齢とともに徐々にこの足裏の筋肉が硬くなってくると、
地面からの衝撃を足裏では吸収できなくなり、
やがて足首や膝関節で吸収するようになってしまい、
これらの関節に大きな負担がかかるようになり、
軟骨が削られ痛みが出てきてしまいます。
こうならないためには、足裏の筋肉の柔軟性を保つような
マッサージやトレーニングを行う必要があります。
誰かに足裏をマッサージしてもらうのもいいですし、
テニスボールなんかを足裏でゴロゴロ回すのも効果があります。
昔からある青竹踏みは、実は非常に理にかなっているのです。
また、適度にトレーニングも行う必要があります。
大きな筋肉のように、筋肥大することはない部分ですが、
しっかり動かせるようにトレーニングしてあげる必要はあります。
代表的なトレーニングは「タオルギャザー」です。
地面に敷いたタオルの上に足を置き、
足の指で手前にタオルを引き寄せるようにするトレーニングです。
椅子に座った状態でやりましょう。
普段なかなか意識しない場所ですが、足裏が使えるようになると
脚全体が使えるようになります。
歳をとってから痛い目を見ないように、若い人もやることをオススメします。