皆さんこんにちは!!
ボディメイクプランナーの島田です。
突然ですが、皆さんは正しいフォームで
ストレッチやトレーニングが行えていますか?
きちんとやっているつもりでも、
いざ聞かれると、自信をもってできていると答えられる人は、
案外少ないのではないでしょうか?
トレーナーが付いてストレッチやトレーニングを指導する場合、
ほとんどと言っていいほど正しいフォームを意識して指導を行っていきます。
これには大きく2つの理由があります。
効果を最大限出すため
1つ目の理由は、正しいフォームで行わないと、きちんとした効果が出ないからです。
ストレッチであれ、トレーニングであれ、それぞれ狙っている筋肉(あるいは腱)があります。
その狙っている筋肉にきちんとアプローチするためには、正しいフォームで行う必要があります。
代表的な例は「腕立て伏せ」です。
腕立て伏せは、実は脇の開き方で負荷がかかる部分が変わります。
脇を開いて、腕を外側に開くようにやると胸の筋肉に負荷がかかりますが、
脇を閉じて、腕を身体に沿うようにしてやると、二の腕に負荷が変わります。
女性で、二の腕のシェイプアップを目的に腕立て伏せをやっていても、
脇を開くような腕立て伏せをやっていては、いつまで経っても二の腕のシェイプアップ効果は見込めません。
また、脇を閉じていても、肩に負荷がかかるようなフォームでやっている人もいます。
このように、一見効果的と思われるメニューを組んでいても、実際に行っているフォームによってまるっきり効果がないと言える状態にならないために、
トレーナーは正しいフォームでトレーニングやストレッチを行うように細かく指導しています。
安全性を確保するため
2つ目の理由は、トレーニングやストレッチなどでケガをしないためです。
本来は怪我を予防するために、トレーニングやストレッチを行うんですが、
そのトレーニングやストレッチで関節などを痛めてしまう方がいます。
自己流のストレッチで、硬くて伸びない箇所を無理矢理伸ばして筋挫傷してしまったり、
関節に負荷がかかりすぎてしまうようなフォームでトレーニングを行ってしまって痛めたりするのはよく聞きます。
これの代表例は「スクワット」です。
スクワットはお尻を含めた下半身強化にとても有効なトレーニングですが、
正しいフォームで行わないと、膝や腰を痛める可能性が高くなります。
上の写真が基本姿勢になりますが、これより膝が前に出てしまったり、
背中が丸まってしまっていたりすると、
折角筋力強化の為にやっているトレーニングが、筋肉にさほど負荷がかからず、
関節に負荷をかけてしまい痛めてしまうことになりかねません。
(特にスクワットは正しいフォームでできている人が少ないです。)
バーベルなどの重りをもってトレーニングを行う場合は、正しいフォームで行わないと、自重トレーニングに比べて更に関節への負荷が大きくなるので、
ウェイトトレーニングを行う場合は、自重トレーニングで正しいフォームを習得してから行った方がよいでしょう。
トレーナーがフォームについて口酸っぱく言うのは、これらの理由があります。
逆に言えば正しいフォームを習得できれば、ストレッチもトレーニングも効率的・効果的に進みます。
Youtubeなどを見ながらストレッチやトレーニングをしていても、
全然効果が出ないとお悩みの方は、自分のフォームがあっているかどうか、
一度トレーナーに確認してもらうのもいいかもしれません。
ストレッチやトレーニングの正しいフォームをチェックしたい方は
パーソナル体験レッスンへどうぞ!!