「全ての人にヨガを!」
これがヨガを教えていく上でのテーマの一つです。
言い換えれば「ヨガは私たちのすべてである」
2019年にガンになり身体の1部を切除し障碍者になった時、長年続けてきたヨガを止めようかと思った時に、この言葉を目にした。
そしてこの言葉に勇気をもらった。
今までのヨガの取り組み方では、この先続けていけなかった。
ガンになるまでがんばったのだ(本当かな?)
この病気になることで、すべての人に、どんな人でもできるようなヨガを教えていくという新たなヨガをしていくというテーマが与えられた。
なので、ヨガをしていて身体を観る視点がだいぶ変化した。
それはアサナの基本であり、こうなって初めて分かったことでもあった。
今まで教えてくれていたのに、そこに注意がいかなかった。
よく基本ができていないという言葉耳にするが、まさにその状態であった。
だから難しいアサナができるようになることではなく、気持ちよさをもとめるのでもなく、どんな人でもできる基本を身に着けるクラスをしていきたい。
それが心の安定につながっていくからだ。