「人と比べない」とヨガをではよく言う。
だがそんな事はなかなかできない。
マットの上では全では色々な事が起こっている。
隣の人が横で自分より完璧に見えるアサナをしていると心は何故かザワザワとするかもしれない。
でも隣の人は自分とは関係ない人だし、自分には自分のやる事が課題ある。
隣の人に向けるエネルギーを自分を向ける必要がある。
人はそれぞれ。色んな道があり、自分に合った人生がある。
それだけ、これだけだと思うと、嫉妬や妬みと言った感情も生まれてくる。
周りに合わせる必要もない。自分には自分のやり方生き方がある。
その事に早く気がつくべきだ。
天上天下唯我独尊というお釈迦様の言葉がる。
私たちの存在は唯一無二の存在なのである。
この世の何物とも比べる必要はないのである。
そのことに気づくためにも自分の軸が見えてこないと自分というものを失ってしまう。
そして今が今までで一番ベストな自分なのである。
インドで聖人と呼ばれる人に会いに行った時、自分のすべてが見透かされて悪い行いなどがばれてしまう事に恐れを抱いたことがあった。
しかし、聖人と呼ばれる人はそんなことで相手を判断したりしないのだということに気が付いた時にふっと肩の荷が下りたことがあった。
世界は豊かさに満ちている。
隣の人だけが正しくて素晴らしいのではない。
誰もが豊かさを受け取る権利がある。
隣の人と比べていても豊かさは手に入らない。