本日、昼過ぎ、突然我が家にピンポーン!
2日後に日本を去る、コロンビアのAngelaが、最後のお別れを言いに、雨の中、駆け付けてくれたのでした。
彼女は家の近くの大学で、世界平和について研究していた大学院生でした。
人懐っこく、陽気で温かい国民性に魅了されたコロンビアは、私の大好きな国のひとつでしたが、彼女はまさにその代表格みたいなキャラクター。
昨年の花見シーズンは、彼女の家族が来日し、早咲きの桜の下で、公園でギターを弾いて歌って踊って・・・
まさにコロンビアの楽しい空気そのままを、東京西エリアの寒空に吹き込んでくれたのでした。
今年の6月、本来は2年の滞在期間が終了し、帰国する予定が、コロナ禍でフライトがキャンセルになり続け、遂に今週末、お別れの時が来ました。
大きな袋を抱えて現れた彼女。
「あなたなら喜んでくれるものばかりだから!」と、数々の余った食材(チア、ヒマワリの種、キヌワ、レンズ豆、ナッツ、エネルギーソルト??等々)に加え、
彼女の家で、私が「大好き!」と声をあげた器も、プレゼントしてくれました。

異国の地で、先行き読めない異常事態が長く続くというのは、相当なストレスなものです。
その末に、ようやくようやく動ける!!
というのは、もはや未練を通りすぎ、安堵とスッキリ感!が大きい、という心境のようで、それは私にも経験があり、分かる気がしました。
もちろん、約2年半も日本にいた彼女には、これから色々な感情も湧いてくるでしょう‥。
そんな彼女が一度、クラスでシェアしてくれた、大好きな言葉があります。

「Mistakes are proof that you are trying.」
「失敗とは、あなたがチャレンジしている証拠。」
何とも、彼女らしい、ポジティブなエネルギーに満ちた言葉です。
明らかに何もせず失敗したなら、反省するしかないけれど、
頑張って取り組んでも、思ったようにいかない、うまくできない、
次第に自分へのダメ出しが続いてしまう、
そんな時は、発想の転換まで、苦しいものです。
これを聞いた頃の私はちょうどそんな真っ最中で、思わずほろりときたのでした。
いつもいつも、私のしていることを励まし、褒めて伸ばす親!みたいに寄り添ってくれていたAngela。
私にとっては、とても寂しい、お別れの時です。
しかし、今はオンラインテクノロジーがある!
これからも育っていくであろう関係を、大切にしていきたいと思います。
そして、これからも凹んだら、彼女の笑顔と言葉を思い出して、元気をもらうことになりそうです。

Te quiero mucho! Buen Camino, Angela!